江東区の賃貸物件で、カーペットの部屋をクッションフロアに変更した事例です。
「カーペットの部屋を何とかしたい。」
「カーペットのままだと、退去ごとに張替えが発生するのが嫌だ。」
「かと言って、フローリングにするのは予算的に抵抗がある。」
と言う、物件オーナーからのご依頼です。
たしかに、カーペットは日々のメンテナンスが大事で、退去の際にきれいにしょうとしても、なかなか上手くいかないものです。
そして、フローリングが良いのは分かるけど金がかかる。
そこで、リーズナブルでメンテナンスしやすい「クッションフロア」を施工することになりました。
階下への「音」問題
カーペットの部屋をクッションフロアに変更する場合に、必ず起こる問題があります。
それは、「階下への音が今までより響く」と言う事です。
カーペットと比べ、クッションフロアの方が圧倒的に階下への音が大きく響きます。
放置できない問題です。
防音対策「防音マット」の施工
階下への防音対策として「防音マット」を施工することにしました。
防音マットとは
「防音マット」とは、特殊なゴムでできたマットです。音の元になる「振動を吸収して、音を小さくする。」というメカニズムです。また、ゴムは外側からの遮音性が高いという特徴もあります。
施工の流れ
- カーペットを剥がす
- グリッパーを撤去
- 防音マットの施工
- 下地の施工
- クッションフロアの施工
カーペットを剥がします
防音マットを施工します
今回使用した防音マットの厚みは5ミリです
下地を施工します
クッションフロアを施工して完成です
料金について
料金に関しては、「資材代」と「人工(人件費)」で算出します。
今回は施工期間が1日で、二人工かかりました。
まとめ
カーペットの部屋の場合、根太組をする必要がなく、床の下地がそのまま使えるので作業難易度が「それほど高くない。」と感じました。
防音マットの上にコンパネを敷くことで、床の厚みが増し、防音性も高くなっていると思います。
工事費用も低く抑えることができ、オーナーさんも納得しました。