江東区のマンションで、「他社が行ったクッションフロア工事のダメ直し」をした事例です。
このページでは「その経緯と対応事例」の解説と、最後にちょっとした「アドバイス」をしています。
※「ダメ直し」とは、ざっくり言うと「施工の失敗を直す(補修する・やり直す)」ことです。
当初は、ごく普通の工事依頼のようでした。
「キッチンと洗面所とトイレのクッションフロアの貼り替えをお願いします。」
「それと、壁紙の一部補修をお願いいたします。」
ちなみに、ポリバレンテはクロス職人です。
ですから、壁紙の補修もやっています。

詳しくは「壁の穴・キズ・へこみなど壁紙補修はポリバレンテ」をご覧下さい。
【経緯の説明】実はリフォームしていた
よくよく話を聞くと、とんでもない話でした。
そこで、簡単に経緯を説明します。
- 実はリフォーム工事をしていた
- その仕上がりに不満がある
- だから、別の業者(ポリバレンテ)に施工をやり直してもらう
- そして、それをリフォーム会社に請求する
何度もリフォーム会社に「手直し」もしくは「やり直し」を要求したが、「まともに対応してもらえていない。」という状況でした。
そこで、業を煮やしたお客さんは、このような考えになったそうです。
そんなに上手くいく?【代替案を提案】
まぁ、お客さんの考えは良く分かりました。
しかし、そんなに上手くいくでしょうか?
ポリバレンテが一番気になるのは「施工したリフォーム会社が素直にお金を払うかどうか。」
お客さんの考え通りにことが進めば良いですが、相手のリフォーム会社が支払いに応じない場合は全て水の泡になります。
最悪の場合、「裁判に掛ける」ということになるでしょう。
賢い判断とは言えませんね。
(割に合わないから)
そこで、代替案を提案しました。
- まず、ポリバレンテが補修してみる
- 補修してもダメな場所はクッションフロアを貼り替える
- リフォーム会社には、クッションフロアの施工代金を支払わない
ポリバレンテが補修して対応した方が安い
この提案の良いところは、「ポリバレンテの『補修費用と貼り替え費用を足した金額』の方が、『リフォーム会社から請求される金額』より少ない。」ということになります。
簡単に言い換えれば、「工事料金が安くなる。」ということです。
リフォーム会社の具体的な料金は分かりませんが、察することはできます。
それを考慮して提案しました。
【決定】床の補修と貼り替え
「早速、先方に連絡し、工事代金の支払いについては床部分の請求を除く旨を伝えました。」
「そこで、先日のご提案の通り、クッションフロアの補修と貼り替えをお願いしたいと思います。」
ということになりました。
そこで、ポリバレンテの作業は以下のようになりました。
- トイレの仕上がりが、補修では対応できないので貼り替え
- その他の部分は補修
- (壁紙の補修)
ダメ直し(補修・やり直し)事例
現状は以下の通りですが、1箇所や2箇所の次元ではありません。
ほとんど全てです。
※だから、施工したリフォーム会社は、お客さんの要求をすんなり受け入れたのだと思います。
- 枠周りの仕上がり不良
- 壁際などのすき間
具体的な補修方法は言えませんが、経験値を駆使して、きれいに補修することができました。
※補修方法を言わない理由は、「安直な真似の防止」です。技術の伴わない補修をされ、「補修」すること事態が「レベルの低いもの」とされては迷惑なので。





トイレは貼り直し(やり直し)
トイレは酷かったですねぇ。
素人でも、もっと上手に仕上げられる気がします。
現状は以下の通りです。こちらも、「ほとんど全て」と言って良いでしょう。
ちまちま補修するより、貼り直し(やり直し)た方が良いです。
- 便座周りの仕上がり不良
- 枠周りの仕上がり不良
- 壁際のすき間




聞けば、リフォーム工事をおおむね一人でやっていたそうです。
そういうことなら、クッションフロアを施工したのは大工だと思います。
(ただ、あまりに下手なので、この人は大工ですらないかもしれません。)
「大工は技術が高い」というイメージですが、現実は違います。
しっかりとした技術を持った「宮大工」「まともな大工(ごく少数)」以外は全て「大工風作業員(エセ大工)」です。
一般の方が接しているほとんどが「大工風作業員」と言って良いでしょう。
ちなみに、宮大工はともかく、「まともな大工」と「大工風作業員」は、私でも外見で区別できません。
料金について
料金は2万5千円です。(消費税・駐車料金は別途)
※江東区の方は「出張料」が無料です。
※なお、近年建材の値上げが頻繁に行われております。
このページで表記した料金は「目安」にとどめ、随時ご確認下さい。

クッションフロアの料金に関しては「クッションフロアの案内」をご覧下さい。
ちなみに、江東区以外の場合は出張料が発生します。

出張料については「出張料に関して」をご覧ください。
【まとめ】業者選びのポイント
お客さんの心境を考えると複雑でしたが、無事「クッションフロアのダメ直し」は完了しました。
そして、お客さんには満足してもらえました。
その証拠に、後日再び工事依頼がありました。
そうした関係になったことで分かったのですが、このお客さんは税理士さんでした。
しかも、事務所を持っています。(個人経営ではなく、人も使っている)
「そういう方でも、こういうことになるんだなぁ。」と思った次第です。
それは、「そもそも、お客さんの『業者選び』に問題がある。」からです。
そこで、「業者選びのポイント」を一つ提案します。
「近場の業者を選ぶ」
ということを意識してください。
今回のリフォーム業者は八王子の業者でした。
だから、クレーム対応が良くなかったと思います。
だって、単純に「遠い」じゃないですか。
移動するだけでも相当お金が掛かりますよ。
1回手直しに行くだけで赤字になるかもしれない。

そもそも、「今回は『遠い、近い』の問題じゃない!」ということは分かっていますよ。
「『良い業者』『悪い業者』の見分け方」は簡単に出来ません。
お問い合わせはメールで24時間受け付けます。
即日返信します。
ポリバレンテの特徴やメリットは「HOME」をご覧ください。
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